訃報 葉室麟さん

小説家の葉室麟さんが亡くなられました。

お悔やみ申し上げます。

昨年の12月23日のことです。

年末の慌ただしいニュースに紛れていたのか

気づきませんでした。

今頃気づくとは……。




葉室麟さんの著作は60作を超える、

多くの著作を12年で残されています。

家の本棚を調べると2冊ありました。

直木賞を受賞された「蜩ノ記」と「随筆集 柚子は九年で」

時代物はあまり好きではなかったのですが、

直木賞を受賞された頃に、まだ家の近所にに大きな本屋さんがありまして、

蜩ノ記」がたくさん買って買ってと積み上げてありました。

芥川賞の方の物もありましたが、何故かこちらに手が伸びた。

人のために自ら死を選ぶことを武士としての生き方として

若い人にどう伝えられるかというようなことを問いかけた小説でした。

楽しく読めたわけではありませんでしたが、何かが心に残りました。

時代物もいいかなと思った作品でした。

その作品が賞を受賞したとか作家が亡くなったということを

きっかけに本を開いてみるのもいいことだと……。

新しいジャンルの作品に手を伸ばすのもありだと思います。

けれど最近、あちこちの本屋さんが閉店になりました。

駅前まで出るのは……少しめんどくさい。

無料の駐車場があればいくかもしれないけど……。

図書館まで有料というのはね、まだ自転車乗れるかしら?