升毅さん、映画の話をする

升毅さんが、昨日と一昨日とラジオにでておられました。
映画「八重子のハミング」のお話です。
闘病中の夫を支えてきた妻がアルツハイマー病を発症します。
壊れていく記憶、家族の日々の暮らし。
薄れていく想いを、夫は妻とともに見つめていく。
いつかは訪れる別れを恐れながら、一緒にいられる幸せもあるのだなと思いました。
映画もそうですが、切ないお話をされていました。
原作が実話と聞き、胸が詰まります。

お相手役の高橋洋子さんのお名前も久々に聞きました。
小説家になられてから長いですものね。
当時、才能のある人って、すごいと驚いたものでした。
復帰されてたんですね。
もうスクリーンでは見られないかと思っていましたので調べてみました。
可愛らしい方は、月日をを重ねても…羨ましいかぎりです。
この作品、梅沢登美男さんも出てらっしゃるんです。
プレバト俳句の夏井先生とのやり取りが楽しくて好きです。

映画、見たいような、見たくないようで、わからないですね。
現実が重くのしかかってくるような内容だったらいやかな。
これは、他人ごとではないですから、言えば、現実です。
自分たちの親に想いがなくなってしまったら、
他人のように思われたらどうしようかと考えます。
話には聞きますが、気持ちよりは生活優先になってしまうのでしょうか。
哀しい思いも湧いてきます。

半落ち」の監督さんですから素敵なエピソードが、
あるのじゃないかと期待しています。