終戦の日に

あちらこちらで祈りが行われています。
72年前に失った愛しいものたちの魂が心安らかにありますようにと。
いつかは、その魂を抱きしめることが叶えられますように、想いが届くように手をあわせます。
家の仏壇の引き出しには軍人手帳と勲章があります。
軍服に帽子という姿の遺影もあります。
どれも煤けて年代を感じさせるもので触れるのは怖いです。
破れるのではないかと壊れるのではないかと…。
よって引き出しにしまったままになっています。
これにも朝のごはんとお水のお供えの時に手を合わせました。
すべての人が安らかでありますように…。